サキュバスの召喚方法


「なあなあ、酒呑まねえ?」
きっかけは田島だった。

「はあ?酒え!?駄目だっつーの!つか俺ら未成年だぞ!?」
「だいじょーぶだってえ!田舎だと未成年も酒のむってじーちゃん言ってたよ!」(←嘘)
試験休みと、モモカンに急用ができたための部活休み。ちょうどそれらが重なって、久々にみんなで集まろうということになった。お菓子を持ち込んで、親が仕事で居ない三橋の家に全員集合。
わいわいとやっている所に田島が先ほどの発言。
「へえ、そーなんだあ・・田舎って自由だねえ」
「ちょ、栄口まで!」
にこにことした笑みは崩さないまま、栄口にしては珍しく悪い話にノってきた。
西浦の良心がほだされてしまったら、雪崩式に話がすすんでしまう。ヤバイよ~、と花井は誰かに助けを求めるようにあたりを見回す。
しかし、時すでに遅し。真面目な栄口が田島に返事してしまったのが運のツキ、西浦ーぜ達はどうやら悪い子モードに入ってしまったようだ。
「いーねー、のもーか。俺一旦家帰って持ってくるよ」
「うわー、マジでー!さんきゅー」
「まあまあ、たまにはいーんじゃないのキャプテン。許してよー」
栄口がそう花井を説得する。つっぱしりだした西浦―ぜを止めることは、天変地異を止めるより難しい。
花井の腹はキリキリと痛み出したが、それを誰も気遣うことは無い、田島と泉は自宅から酒を持ってくるべく部屋から出て行った。(泉は浜田の家にもタカリに行ったと思われる。)


「かんぱーい!」
田島と泉が持ってきた、ビールやらチューハイやらを手に乾杯が始まった。
「三橋はなに呑むんだー?」
田島が三橋に絡む。三橋は一番アルコール成分の低い、ピーチ味のチューハイをちょっとずつ呑んでいた。それでもかなり酔っ払っているのか、ふわふわとした返事を田島に返す。
「ちゅーはいだ、よぉ~。たじまくん、はぁ?」
酔った三橋はなかなか饒舌で、顔をあかくしながら田島に笑いかける。田島はごく普通のビールをごくごくと呑む。どうやら田島はザルらしく、顔や行動に変化は全く無し。
「俺ビール!三橋弱ぇ~、そんなんで酔っ払っちゃうんだァ」
そう言ってまじまじと三橋を見つめる。そんな西浦のお子様コンビを見ていると、否応無しに心が和むというものだ。例外なくほんわかした空気になるらーぜ達。
「花井、お前意外と渋いのな」
花井に話しかけてきたのは阿部だ。花井が呑んでいるのは日本酒のカップ。主将はみんなが選ばなくて余ったものを呑んでいたのだ。
お母さん涙出ちゃう。
しかしそんなことはおくびにも出さない健気な花井は阿部に返答する。
「いや、お前、呑んでんの梅酒じゃん。阿部の方が100倍渋いと思うけど」
「そうか?」
花井の横にどっかりと腰を下ろし、くいっと瓶をあおる阿部。と、
「花井はカッコいいなあ、背も高けえし」
「はあ!!?」
やぶからぼうにコイツ、今何つった。どうやら阿部はすっかり出来上がっているようで。
「はーなーいー、眠いー」
赤くなった顔を花井の胸にもたせかけ、すうすうと寝息を立て始めた。
「・・・・・・・・・・・・阿部が一番酒強いと思ったんだけど・・そうか意外と弱いんだな・・・・知らなかった」
冷静にそう分析し、まあ、日ごろ虚勢を張っている阿部がこんなことになるなんて、大いに珍しいからこのままにしておくかと放っておくことにした。さすがというか、キャプテンの心は広い。
「おー、阿部、寝ちったの。」
「あ、泉」
片手にサワーを持った泉がやってきて隣に座る。こちらは酒に強いらしく、微塵も酔っていなかった。
「以外だよなー、阿部がこんなんなるなんて」
「ははっ、確かにな」
ぷにゅ、と阿部の頬に人指し指をたてる泉。うーん、と小さい声で唸ると、阿部は泉と逆の方を向いてまた寝息を立て始めた。
「いつもこんなだったら可愛げあるのになー。勿体無ぇの」
「まあ、いつも阿部がこんなだったらこんなだったらでキモイし、良いんじゃね?」
「花井・・・・意外と厳しいな」
いつも阿部の傍にいる花井だ、いつもこんなふうに甘えられては水谷がもう1人居る様なもので、気苦労が増えるだけだろう。それもなるほど・・・・と、頷きかけてはっと気がつく。
「あれ、水谷は?」
そういえば、と2人して視線を彷徨わせ、部屋の隅でぼんやり呑んでいる水谷を発見する。
「めずらしーな、こういう事好きそうなのに」
「んー、酒苦手なのかなあ。俺ちょっと見てくるわ」
花井が立ち上がろうとして、しかし花井より先にフォローの鉄人が水谷の元へ行った。
「どしたー水谷、ぼんやりしちゃってー。らしくねーぞー」
ちょうどいいタイミングで栄口。心配そうに水谷に話しかける。ここは鉄人に任せとくか、と花井はもういちど腰をおろした。
「んぅ・・・・・・ひゃかえぐち?」
とろりとした目で水谷が栄口を見る。若干目がうるんでいるのは、酔っ払ったせいだろうか。
そういえば、声もいつもと違う気が・・・・。
「なんでそんな端っこで呑んでんのー。こっち来いよー」
「んーーー・・・・・わかったあ・・・・」
ヤバイ。
そのとき、花井の頭の中のサイレンが鳴り響いた。ヤバイですよ栄口さん。それ以上水谷に近づくなーと、必死にテレパシーを送ってみるものの、栄口も超能力者じゃない訳で。
どんまい。
水谷の唇が、かがみこんでいた栄口の唇に近づく。
その間隔が、0になる。
ちゅっ!
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
キャプテンはそのとき大変なものを見てしまいました・・・・・。きっと一生トラウマになって、インプットされるのに違いありません。
「!!!??!!!!!????!!????」
しかしやられた本人が一番ダメージを受けたに違いない・・・真っ赤になって栄口が抗議する。
「水谷!?何すんだよ!」
「ほあ~、ひゃかえぐち、くちびるやらか~い」
完全に呂律が回っていない。潤んだ瞳が君のハートをロックオン、だ。要するに、コイツはよく漫画なんかで登場するアレだ、
「まさか・・・・・・・・・・・・・・・水谷・・・・!」
そのまさかのまさかですよ泉くん。
彼は、かの有名なキス魔だったのです。
「おい、栄口!大丈夫か!」
さすがは西浦男前代表、すぐさま栄口にかけより水谷の酔いをさますべく水を持ってゆく。
なにしろ今の水谷は水谷であって水谷でない、酒の力でどうにかなってしまっている水谷なのだ。叱ったって殴ったって、どうにもならないのである。
「しっかりしろー水谷、これ飲んで目ぇ覚ませ」
「んあ、いじゅみ・・・」
いつもと違う、多量に艶を含んだワントーン高い声。思わずぞくっとしてしまう泉だが、いやいや待て待てしっかりしろ孝介。そこは男でなく漢と呼ばれるプライドをフルに活用して理性をとどめる。
「なーにがいじゅみだ。俺は騙され・・・・・・・んっ!!?」
突然床に押し倒される泉。その上に水谷が乗っかってくる。これはさすがに、ヤバいんでねーの。
黙っていればイイオトコと呼ばれる部類に入る水谷の顔が、泉の視界いっぱいになって。
これが普通の状態の水谷であればソレはソレは痛―いストレートをかますところだが、酔っ払い相手にそんなことをしてしまったらこちら側が悪者になってしまうではないか!!こんな時にもかかわらず物事を利害で考える泉。しかし水谷は一刻の猶予も与えない。
172センチが168センチに覆いかぶさる。酔っ払いに、理論なんて通用しないぜ。
「―――――――!」
泉の唇に開いた隙間から、水谷の舌が割り込んでくる。泉が硬直してしまったのをいいことに、水谷は遠慮なく泉の口内を犯す。ちゅく、という水音と、漏れ出る吐息。
「んは・・・ふっ・・・・・・ぁ・・・」
ちょ――――――――――――――――水谷さん!その声は反則!エロいです!エロすぎます!
その場にいた誰もが水谷の異変に気づいたらしく、しかしその場にいた全員が水谷の痴態に唖然となってしまっているようである。なんてこったい誰かー、助けてくれ!!
と、泉の激しい心の叫びが通じたのか、西広が近寄ってきて水谷にストップをかける。
「みずたにー、そろそろやめてやんな?」
先生・・・!!
西広の背後に光を見た泉だった。肩で息をしながら泉の上から退くと、赤い顔で西広を見つめる水谷。
「にしひろ?なあに?」
騙されるな西広!!たしかに水谷という生き物はとぼけた三枚目だ・・・・しかし、黙っていれば相当カッコいい。さらにオプションとして意外と可愛かったりするので相当危険だぞ!
頑張れ西広!!行け行け西広!
・・・・しかし、そんな心の応援も空しく、数分後には精気を吸い取られた西広が床に転がった。残された6人(栄口復活)は顔を青くさせて作戦会議をし始める。しかしその前に、沖の悲鳴が響き渡った。
「ぎゃあああ!!みんな、ちょっと大変!」
「どした!?」
花井が駆け寄る。沖が手にしているのはついさっきまで水谷が呑んでいたさくらんぼ味カクテルの缶。
「カクテルって、たしか普通のお酒よりアルコール成分高いよね・・・?」
栄口の声が震えている。こんなキケンな変り種の酒を持ってきたのは・・・・・・・・・・・・・・
「「「「「「泉・・・・・」」」」」」
全員の声がハモった。泉が持ってきた酒の中には、浜田の家の冷蔵庫から物色してきたものも入っている。黙っていれば大学生の貫禄がある浜田、彼はどうやらかなり酒に強いのか、おもしろい変り種がたくさんあったと泉は喜んでいたが。どうやら泉さんはそういうリスクまで考えなかったらしい。
「この事は泉に言わないでおこう・・・浜田さんきっと殺されちゃうよ」
いかに自分が悪くとも、浜田のせいにする。それが泉クオリティ。
「はまだがどぉかしたぁ?」
「!!!!!!!!!!!!!!!」
いつのまにか四つんばいになった水谷が、巣山のすぐ後ろにやってきていた。凍りつく巣山。
「すやまぁ、おれもはなし、いれてぇ?」
だらだらと滝のような冷や汗を流す巣山。石化する残り5人。巣山に絡む水谷。
「み、水谷・・・」
「な――に?」
間延びした声が巣山の耳元で囁かれる。あつい腕が首にからみつく。
ぬああああヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!!!
しかし、そんな激しい叫びは全く水谷に届かず。泉と同じく硬直した巣山の口内の湿度を楽しむと、銀色の糸を引いて唇を離してにんまり笑った。キス魔どころじゃない、これは淫魔だ。
どさり、巣山が撃沈する。きゃはは、と楽しそうに巣山の死体を(死んでない)つついて笑う水谷。残りの5人は冷や汗がとまらない。
「みはしー、ちゅーできる?」
次に水谷がターゲットにしたのは三橋のようだ。ひっ、と小さく声をあげて、三橋が後ずさる。
「で、できな、い・・・・・」
「んじゃー、おしえたげるー」
が、っと三橋の顔を両手で挟むと、ぶちゅーっと三橋に口付けた。色気もへったくれもというか、なんというか。さすがに三橋には手加減したかと、一同が息をついたのもつかのま。
「みはし、くちあけてー」
「へ?」
こんな時まで素直にならんでもええわい!!!!!!!!!と、その場にいた全員が心のツッコミを入れたがもう遅い。水谷に言われるがまま口を開けてしまった三橋の舌を、あっという間に水谷が絡めとる。くちゅくちゅというエロすぎる水音が部屋に響いた。さらに悪いことに、三橋は子供なので欲望に忠実。どうやら完全に水谷の手中に入ってしまったようで。
「んっ、やあ・・・・・みず、た・・・に、くぅ・・・・・んはっ、あ・・・・・」
「どーお?きもちーい?みはしー」
「ふ、あ・・・ん・・・・きもち、い・・・・・はあっ」
だからエロいゆ―――――――――――とんねん!!思わず関西弁にもなるっちゅーの!!!!と、心のツッコミも空しく2人が繰り広げるAVじみた光景に、もうだんだん「うわー」としか言えなくなってくる5人。水谷の乱れっぷりがハンパないため、だんだん感覚が麻痺してこれが普通でないということが判らなくなってしまう。と、田島が急に。
「なあ栄口」
「な、何?」
目の前で繰り広げられる行為にすっかり生気を抜き取られてしまっていた栄口だが、はっと我に返って田島に返事する。しかしその直後、我に返るんじゃなかったよと後悔するのも知らずに。
「俺、勃っちった・・・」
でえええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!
声にならない叫びを上げる栄口。なんてこったい、田島。野生児すぎるぜ!
「せっかく水谷酔っ払ってるし、俺もべろちゅーしてもらおー。三橋もそろそろヤバイし」
その言葉に三橋を見ると、確かに酸欠状態なようで。鼻で息するのを忘れているようだ。さすが田島、三橋のニーチャンなだけある。しかし、そのフォローの仕方はどうなんでしょうか。
「水谷―!俺にもやってー!」
元気に飛びかかっていく。水谷は三橋から唇を離して、田島を見つめた。くてんと床に転がる三橋。ばっちり股間が反応してしまっているらしく、それに気づくと慌てて起き上がって部屋を出て行った(多分行き先はトイレ)。
にま、と笑うと水谷は田島に被さってその唇を奪う。しばらくは水音が響いたが、ナニを思ったのか水谷が田島のズボンをずり下げた。
「うおっ、水谷!?何すんだ!」
しっかりと勃ちあがってしまっていた田島を、水谷が触る。ぐちゅぐちゅと数回しごいて、先走りで濡れた先端を親指で擦るとあっという間に田島はイってしまった。肩で息をする田島に、花井が駆け寄る。
「おい田島、大丈夫か?つーか、お前、まさか早漏・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ばっか、ちっげーよ!最近ずーっとテスト勉強してたから、全然触ってなかったんだっつーの!!」
ムキになって言い訳する田島。まあ、確かに早漏のレッテルは男としては恥だが。けれども今は言い合いしている場合ではない、先ほど撃沈した三橋の屍(死んでない)の上に頭を乗せて、田島は寝始めてしまった。久々にイったので疲労感が襲ってきたらしく、すやすやと寝息を立てる野生児。田島って・・・スゲェ。けれども感心しているバヤイではない、水谷が今度は花井に絡む。
「なーんでーじゃまーしたのさぁー、はぁなぁいぃ」
「してねェ!つーか乗っかってくんな、重いっ!」
んふふ、といやらしい笑みをうかべて花井の上に馬乗りになる水谷。大口を開けて舌を出し花井の頬をべろりとなめる。ぞぞぞと背筋に嫌な奮えが走り、思わず花井は水谷を突き飛ばしてしまった。
「んなっ、何すんだ!」
ガタイの大きい花井に突き飛ばされ勢いよく吹き飛ぶ水谷。の、背中にドンと何かが当たる。
「んんぅ、にゃあに?」
水谷が後ろを振り向くと、そこには・・・・2ページ目からぐっすりと眠りこけていた・・・・・・・・
・・・・・・阿部。水谷の目が輝く。
「あべぇ!あべ、あべ、おーきーてっ♪」
「ん・・・・・・・・・・・あんだよ、水谷?」
ふわふわによっぱらった水谷と酒にむちゃくちゃ弱い阿部。さあ、どうなるでしょう。さらに悪いことには沖、花井、栄口。残念なことに今生き残っているのは、真面目なカタブツばかりでした、どんまーい!
「ねえねえねえねえねえねえあ――――――べ―――――――、チュ―――――しよお―――?」
もし阿部がシラフの時にこんな事を言っていたのなら今頃水谷の命は無いだろうが、残念な(?)ことに阿部はべろんべろんに酔っている。起爆装置のコンセントを引っこ抜くような水谷の行為に、3人の冷や汗がとまらない。さらに。
「おい、水谷」
「にゃあに?」
にま、と阿部の口が笑う。そして。

「おまえさー、アナルセックスできる?」
「できるよー!ヤりたいの?阿部」

どえええええええええええええええええええええええええええええええおまいらしっかりしろおおおおおおおおおおおおおおと叫びたくなるようなオープンすぎるY談。酔っ払いっておそろしい・・・・・・・・・・・・・
と、花井の横で固まっていた栄口が動いた。俊敏に立ち上がると、水谷に近づく。
「水谷、やめな?」
「ん、しゃかえぐち!なんれ?やだよぅ、これからあべとえっち・・・んむっ」
なんということであろうか。自らの唇を水谷の唇に押し付け、栄口は淫魔を黙らせた。突然の事に沖と花井が固まる。水谷が皆を気絶させたよりもさらに濃厚なディープキスをかます。しかもテクニックがめちゃめちゃ上手い。ぐちゅぐちゅと唾液が2人の顎につたって、ぼたりぼたりとフローリングに落ちる。口の周りがぬるぬるになったところで、栄口は水谷を開放した。ぐい、と口元を拭うと、ぐったりした水谷をひょいと担ぐ。
「さあ、帰ろっか。続きは俺ん家でヤろーね♪」

そのとき、花井は一瞬で悟った。

田島が酒を呑もうと言った時、珍しく喰いついてきたのも。

さくらんぼカクテルを呑ませたのも。

皆の輪の中に入れてあげようとしたのも。

水谷の変貌ぶりに驚いていたのも。

すべては演技だったのだ!!!!!!!!!!

「栄口・・・・・・・・・・・・・・・お前・・・・まさか・・・!!」
「ふふ、花井は気づいちゃったか、つまんないの」
背筋の凍るような満面の笑み。そう、この栄口という男は・・・・ただ単に、自分の彼女・・・じゃなかった、彼氏の痴態が見たかっただけなのだ!
「やだなあ、他にもちゃんと理由あるって。最近、阿部が水谷のことよく見てるなーと思ってー。ちゃんと水谷は俺のものですって示しとかないといけないでしょ?ちょうどいい機会だったしー」
デリケートな沖がついに気絶し、ふらりと倒れる。その亡骸を(死んでない)支えた花井は、この栄口という奴を心から恐ろしく思った。今後何があっても逆らうまい。部屋のドアを開けた栄口が、振り向きざまに言う。その眼は、いつもの温厚穏便誠実純朴な彼とは真逆、完璧腹黒超絶淫乱!!!
「みんなに言ったら、ただじゃおかないからね★」

 

 

それからというもの、西浦―ぜは二度と飲み会をしなくなったとさ。めでたしめでたし(?)。